【練習編】エアブラシは角度が大事! よくある質問
2020年4月22日(水曜日)
テーマ:よくある質問
エアテックス エアブラシアドバイザーこんどう
家にずっといるのも大変ですよね、エアブラシアドバイザーこんどうです。
こんな時こそエアブラシ!
なにかに集中すると気もまぎれるもんですよ。
というわけでツイッターで反応があったので点打ちの説明回です。
手近にあるものでできますので是非やってみてくださいね。
綺麗に丸い点が打てると塗装のコツもつかめるかも
使ったもの
- エアブラシ
- コンプレッサー(0.12mpa前後)
- 紙(キッチンペーパーとかもおすすめ)
- 墨汁(気になるなら普段使いの塗料)
- 水(気になるなら略)
エアブラシを使うにあたって、ざっくりと始める前に調整できる要素と使いながら調整する要素があります。
★始める前に調整できる要素
- 絵具の濃さ
- 吹付時の圧力
- エアブラシの選定
これは環境によって調整幅があるので、人それぞれですね。
★使いながら調整する要素
- エアブラシの距離(0距離からいけるのが良いでしょう)
- 押しボタンの引き具合(アジャスターは使わない方が練習に向いてますよ、空気乾燥で微妙に調整していく感覚もつかめます。)
- エアブラシの噴霧時間(上二つと合わせて調整します)
- エアブラシの角度
調整しきれない要素はこれらを調整することで微調整していると思います。
今回はその中でも角度について説明します。
エアブラシがどこに吹いているかわからない!安定しない!という方は角度を意識してみると改善することがありますよ。
エアブラシは先端から、まっすぐに、吹き付けられます(そうじゃない方はなにかトラブルが起きているかも)
肉眼では見えませんがまっすぐにでていますので、角度が変われば簡単に向きが変わってしまいます。
エアブラシをはじめてみたいけど、どうすればいいのでしょうか。もちろん目的によって変わってはきますがエアブラシの基本の基本を知ることで一気に使いやすくなります。
1枚目は綺麗に真下に〇が描かれます。ですが、2枚目はどうでしょうか、下に向けている「つもり」でも角度がついているので位置がずれてしまいます。また角度がつくとエアブラシで描かれる円は斜めになり楕円となってしまいます。
ネギを切った時をイメージしてみてください。ネギに対して90度に刃を入れたときの断面と45度ずらしたときの断面は異なりますよね。
もっとわかりやすくするとこういう風になってます。吹付対象と距離が広がれば広がるほど「角度のずれ」は大きくなります。
▲手元での些細な角度が大きな影響を与えます。
スプレー間隔でドバーと吹き付けるもの良いですが、エア「ブラシ」つまり筆ですので筆と同じようにとらえてみると案外うまくいくかもしれません。
点打ち練習をするとこの角度も自然と正面を意識するようになりますので是非お試しください。
ゴールデンウィーク中にエアブラシ!アフターパーツの購入はお早めに
https://airbrush.co.jp/products/