来週には海の日ですが、涼しい日が続きますね　エアブラシアドバイザーこんどうです。

今回の記事は高難度です。慣れないうちにいじくると悪化する場合がありますのでご注意ください。

いつものようにエアブラシをしていたら手が絵具まみれ・・・気づけばボタンの周りが絵具でベトベトに・・・　ボタン側に絵具が逆流してしまった！
原因はニードルオーリング　ネジのゆるみ、またはオーリングの劣化によって逆流は発生します。

オーリング自体が劣化してしまっている場合は速やかな交換になるのですが、ある程度はニードルストップネジを締めることで改善します。
ですが、ただ締めればいいってもんじゃないのです。

締めすぎてしまうとニードルが通らず、無理やり刺してしまうと完全にオーリングを駄目にしてしまいます。
かといって緩すぎれば、改善せずに駄々洩れです。

締め具合のコツはニードルのテーパー(角度)にそって
最初はスムーズに入り、徐々締まってくる感覚をイメージしてください。(ニードルが太くなっていく感じ)
すっと全部入る場合は緩すぎますし、きつすぎてもいけない微妙な感覚、正直なところ慣れるまでは難しいです。
正常なエアブラシのニードルを抜き差しして感覚をつかむしかありません。

オーリングが完全に劣化してしまうと、締めても改善しません、過度にネジを締めるとネジ自体が駄目になってしまいます。

少し締めてみて、ニードルを刺して、また締めるか緩めるかして、ニードルを刺してみての繰り返し・・・・

難しいですね。

漏れるときは緩んでいるときなので、漏れてきたら、ほんの少しだけ締める。で様子を見て調整するのが安全な方法ですので、慌てずに調整していきましょう。回ったか回ってないかぐらいしか締めませんよ。

漏れているからと慌ててニードルを抜かずに、まずはカップの中の絵具を除去するのを忘れずに。

無理に自分で直さずにアフターサービスを利用するのも大事です。
https://airbrush.co.jp/support/repair-form/