エアブラシコーディネーター 株式会社エアテックス

第一回「基本中の基本編」

エアブラシをはじめてみたいけど、どうすればいいのでしょうか。もちろん目的によって変わってはきますがエアブラシの基本の基本を知ることで一気に使いやすくなります。

エアブラシをはじめてみたいけど、どうすればいいのでしょうか。もちろん目的によって変わってはきますがエアブラシの基本の基本を知ることで一気に使いやすくなります。

まず必要なのはエアブラシ、これがないと始まらないですね。たくさんの種類があって悩みますが、特に決めていないのであれば、まずは0.3mm口径のエアブラシがあると、幅広く活用できます。
(写真はXP725premium)

続いてコンプレッサー、この機械によって吹き付けに必要な空気を作ります。小型で静音性の高いコンプレッサー、大型でパワーの強いコンプレッサー、目的、作業環境によって選ぶ必要ことができます。
(写真はAirK)

その他、吹付に使う絵具や洗浄液、ティッシュ、キッチンペーパーを用意しておきましょう。
今回は液状の水性アクリル絵の具と洗浄液として「ストロングクリーナー」を使います。

では実際につないで使ってみましょう。コンプレッサーに同梱のエアホースをそれぞれの接続口につなぎ、コンプレッサーの電源をONにします。

エアブラシの基本操作は

  1. ①ボタンを押すことで空気が出る。
  2. ②①の状態でボタンを引くことで絵具の量を調整する。

となります。まずは何も入れずに押してみて、空気を出してみましょう。
さらにボタンを引いている時にカップの中をのぞくと、ニードルと呼ばれる軸が動いているのを見ることができます。これによって絵具量を調整することができます。

絵具を入れてみましょう。
今回は既に調整済みの絵具ですので、そのまま入れていますが、絵具によっては適度に調整する必要があります。

絵具を入れることができたらいざ実践。今回は練習としてキッチンペーパーに吹いていきます。
ボタンの引き具合や、距離、角度などを替えながら思うがままにアートしてみましょう

エアブラシの特徴は一本で多彩な表現ができるということ、細いラインを引いたり、文字を書いてみたり、一面塗りつぶしてみたり、色々試してみてください。
満足したら、エアブラシを洗浄します。

エアブラシを洗浄する際にも空気の力を活用します。中に残っていた絵具を全て吹き出した後、洗浄液をカップ内に入れます。

軽くティッシュに向けて洗浄液を吹いてみたりして、内部に洗浄液が広がったら、先端を抑え吹付の動作をします。これによって空気がカップの中に回り込み攪拌することで効率的に内部を洗浄することができます。
洗浄液が濁ったら一度捨て、再度新しい洗浄液を入れます。透明になるまで何回か行います。

洗浄液を吹いてみて、色が残っていなければ完了です。
固まって残った絵具や、エアブラシ本体に絵具がついた場合は、洗浄液を付けた筆でこすり落とすことできれいになります

これがエアブラシの基本となります。
使う絵具によって変わることがありますので、困ったときはいつでもエアテックスまでお問い合わせくださいませ。

ではよいエアブラシライフを!