第二回ドレンカップを洗浄しよう
快適なエアブラシライフに役立つ水取(レギュレーター)、気づいたら空気が逃げていた。そうなったときには洗浄をしましょう!
ドレンカップに溜まった水分を放出するための弁からシューシューと空気が漏れてる!
弁を回しても空気が止まらない!
そんな時、原因はバルブの中にゴミが付着していることがあります。
空気中から発生した水分の中にはチリや、ほこりなどが混ざっており、これらが通過するとき、または中で乾燥した時にバルブに付着することで空気が逃げる隙間が生まれてしまっています。
ドレンカップは、手で回すことで取り外すことができます。
どうしても固い場合、工具を使うとドレンカップが破損する恐れがあります。
ゴム手袋など滑りにくい状態で外しましょう。
ドレンカップを取り外すと、ドレンカップと一緒に黒いOリング(後述)が取り外せます。
黒いOリングを紛失してしまうと、カップのネジ部からのエア漏れが発生してしまいますので、無くさないようご注意ください。
取り外せたら、まずは水を通すことで詰まりを取ってみましょう。
水道で水を流しながらバルブ弁をくるくる回すことで、軽い汚れを落とすことができ、
この状態でドレンカップをとりつけたら改善することも多いです。
これでも解決しない時は、分解して直接綺麗にしましょう。
現在販売しているAPC-001R2をはじめドレンカップが付属しているコンプレッサーにはドレンカップレンチが同梱してあります。
これをドレンカップ内部に差し込み、黒いパーツを取り外しましょう。
※ドレンカップレンチは単体でも販売を行っております。
水取セット(MAFR-200)などのドレンカップは非常に硬い金具で固定してあります。
怪我をする恐れがあるため、水道での洗浄で改善できるようよく洗います。
ドレンカップを取り外すことで、右からメインパーツ、弁パーツ、ネジパーツ、の3つが分解できます。
主にメインパーツの青いOリングの内側や、弁パーツの周りに汚れがつきやすいです。
パーツ内は、キッチンペーパーや、綿棒で優しくふき取りましょう。
ふき取り終わったら再び取り付けましょう。
取り外したドレンカップを本体に取り付けましょう。
取り付ける際は本体を逆さにすると簡単に取付できます。
ドレンカップを取り付ける前に、Oリングを取り付けましょう。
本体側の穴の縁に沿うようにOリングをはめましょう。上手く入らない時は、棒状のもので軽く押してあげましょう。
最後にドレンカップを取り付けて終了です。
Oリングが挟まっているので、ぎっちりと締めずに、軽く動かなくなるぐらいの力で大丈夫です。
最後に再び動作させてみてエア抜けがなければ無事洗浄完了です。
毎回洗浄を行う必要はありませんが、定期的に動作チェックを行うと、
コンプレッサーの動作時間を減らすことができ、より長くご愛用頂けるようになります。