エアブラシコーディネーター 株式会社エアテックス

様々な素材にエアブラシアート【スクィーズ】

エアブラシの特徴は「非接触」でアートができること、触るだけで形が変わりそうなやわらか素材にも均一なアートができます。

色が重なり合うことで、一見すると本物のように着色できるのが、エアブラシ。素材の凹凸や、表面の影響を受けにくく、まるで元からその色で合ったかのようなアートが実現できます。

今回、エアブラシアートに使用するのはスクィーズと呼ばれる発泡素材で形作られたパンの素材。
握ったり、伸ばしたりしてもすぐに元の形状に戻る特性があります。
店舗によって様々な形があって、見ているだけでも楽しいですよね。

エアブラシで粒子単位で色をつけることで剥離しにくい自然な着色ができます。
今回は水性アクリル絵の具を使用します。

はじめに、黄色系の色で全体をほんのりとアートしていきます。
白い記事が、程よくバター色になるまで行うことで、焼き色を付けた時に、本物のような色味が生まれます。
この時、パンの割れ目部分をよけるようにするといい感じになります。
(エアブラシの飛散によって、程よく色の濃淡がつきます。)

全体がバター色になりました。均一に塗るよりも多少ムラを出した方がそれっぽくなります。

つづいて茶色で上からパンの焼き色を付けていきます。
この時も同様に割れ目部分を避けるようにエアブラシを運んでいきます。
材質や、吹き方によって、表面で吸収しきれずに弾いたようになることがあります。
慌てず、全体の調子を見ながら重ねて色を発色させていくと失敗しにくいです。
パンの形状、凹凸によって、色の乗りやすい、乗りにくいがあります、よく観察して、角度を変えて色を入れていきます。

色の調子を見ながら重ねていくと、あっという間にパンの色になりました。

エアブラシでの着色であれば、速乾性が高く、数分置いておくだけで触っても大丈夫な程度に乾燥します。

細かい粒子により着色されているので、伸ばしたり潰したりしても、色移りなどがなく、すぐに楽しむことができます。

今回使用した製品
エアブラシ→ATL-MJ724 エアレバ式の0.3mm口径エアブラシです。
コンプレッサー→APC027 ウィング バッテリー内蔵の高性能コンプレッサー、空気の質がよく、仕上がりが綺麗になります。

絵具→水性アクリル絵の具 エアブラシ用に開発された専用の絵具です。 現在はエア・ラートキットに同梱

素材→ジョイフルツー様で売っていたスクィーズ(フランスパン)ほかにも果物などもありました。